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プログラムデータ作成


機械加工をするためのデータ作成が私たちの仕事です。
製造工程のスタートに位置する私たちが、物作りをどのように企画するのかで自社製品の競争力が大きく左右されますので、現場作業者と頻繁に意見交換をしております。
そして、最も重要なことは完成した製品を自分の目で確認すること。
この行動が新しいアイデアが生み、製品の付加価値向上に繋がっております。

ブランク加工


NCデータを基に、タレットパンチプレスで鋼板の切抜きをしております。
弊社の製品は、部材同士が溶接で接合されていくため、切抜く順番に誤りがありますと部材が揃わず、次工程以降の作業を停滞させてしまいます。
それを回避するためには、他部門との綿密な打合せはもちろんのこと私自身も製作図とNCデータを照らし合わせて、作業に従事しております。

ベンダー工程


ベンディングマシンを用いて、切抜かれた鋼板の曲げ加工をしております。
作業をする上で、最も意識していることは角度の精度です。
機械自体の能力が向上し、以前よりも機械の取り扱いは容易になったと感じておりますが最後は自らの肌感覚を頼りに微調整を行うことで、僅かな狂いも生じさせない精度を保っております。
この技術こそが、後の工程をスムーズに進める秘訣であると自負しております。


板金加工 溶接


曲げ加工された部材を溶接(半自動溶接,TIG溶接)で接合していきます。
納入先や製品によりましては連続溶接を実施することもありますが、基本的には過剰な溶接を控え、曲げ加工部の強度を活かすことを意識しております。
この技術によって、歪みを抑えることができ、製品を矯正する手間が省けるだけでなく塗装作業を行う上での負担を大幅に軽減しております。


塗装


自社工場内に塗装ブースと焼付乾燥炉を設備しており、小物から大物までの塗装が可能です。
弊社の製品は大型のものが多く、一度の施工箇所が広範囲にわたるため上塗り塗装をする際は、塗料の垂れが発生しないよう、独自の作業方法を取入れております。
また、耐久性や見た目を良くするポイントは、素地調整と下塗り塗装であると考えておりケレン方法や塗料の粘度には、細心の注意を払っております。


吸音材の調整 組立


吸音材を切断して、必要に応じてクロス貼りを行います。
その後、ボルトやリベットを使用しながら、塗装後の製品に組み込んでいきパッキン等を使用して、パネル同士を連結させていきます。
僅かな固定位置のずれが、最終的に連結穴が合わないという問題を発生させますので組立手順や締付加減を調整しながら、製品を完成させていきます。

品質管理 検査


寸法や膜厚の計測はもちろんのこと、数値では表されない部分(溶接や塗装の仕上がり,バリの有無等)にも重点を置いて外観確認を行っております。自社フォーマットによる検査成績書を作成しておりエビデンスとして保管しておりますので、お客様にご安心していただける体制を整えております。
また、製品と一緒に発送する付属品の員数チェックの実施や、輸送形態を示す荷姿図の作成
出荷前チェックシートによる積み忘れ防止にも取り組んでおります。

出荷作業




製品に傷や埃が付かないように、ビニールやラップを用いて保護しています。
また、積込み時は、緩衝材や毛布を使用して、ラッシングベルトのかける位置に細心の注意を払うとともに、シートの状態やベルトの緩みがないことを確認しております。
出荷時は、ドライバーに対する注意喚起も十分に行い、お客様のもとへ安全にお届けします。
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